震災から一月あまり、、、
確実に何かが変わってしまった。

未だに続く余震、見えない放射線、やりきれない気持ち、、、
それらが渾然一体となって、忘れていた感覚を呼び戻してしまった。
それは「漠然とした不安」

スーパーから食料品がなくなるのも、ガソリンを求めて長蛇の列になるのも、
(最近はおさまってきたけど)その不安のなせる業である。

被災地では、更に暗闇や、寒さ、飢えの要素が加わる、、、

その最前線で、過酷な条件で、任務を遂行している人々。
ボランティア、自衛隊、原発の修復、海外からの応援等々

その崇高な気持ち。
更にそれに応える、被災者の気持ち。

「私たちは大丈夫だから、他の人を助けてあげて」の言葉や、
トモダチ作戦を完了したアメリカ兵に贈った「ARIGATO」の文字。


この未曾有の大災害は、もしかしたら
モノではなく、新たな「ココロ(マインド)の時代」の入り口なのかもしれない。



できる事を探すのではなく、
自分のしたいこと、使命とは何かを考える時なのかもしれない。

起きてしまった事は、覆らない。
そして必ず乗り越えねばならないのだから、、、